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引退ブログ⑦

◉代表 広報部 けいご


学生団体Actry 8代目代表 戸村圭吾です。


以下、自身の大学生活の全てとも言える団体での出来事を振り替えられせていただきます。

拙い文章ではございますが、最後までお付き合いいただけると幸いです。


私がActryと出会ったのは2019年4月のこと、高校時代の信頼出来る先輩方の誘いを頂いたのがきっかけでした。何もわからず、何も考えず、とりあえず来たし入ってしまおう。そんな気持ちで早々と入団を決めました。


入団してからの日々は、全ての瞬間を切り取って写真にしてしまいたいほど素敵な時間を経験しました。決して楽しいだけの日々じゃなかったし、全力の想いをぶつけ合った後は、恥ずかしげもなく泣いてしまいたくなる時もありました。けど、それでも、どんな一瞬が欠けてしまっても今の自分は居なかったと感じます。

初めてでした。リアルタイムで過す今が永遠であって欲しいと心の底から願い、こんなにも毎日を噛み締め、夢を語り合い、自分の心を声に乗せて誰かに届けようとした日々や、誰かの心に耳を傾けようと努力した日々は、かけがえのない経験となって今に活きています。


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私は8代目代表という大それた肩書きを背負い、その名に恥じない貢献ができたかと問われればそれはNoで、何でもかんでも色んな人に助けて貰いながらやっとの完走でした。目に見えないプレッシャーとか、目を逸らしたくなる責任だとか、そんな中でも毅然とした態度で先頭を歩こうとする自分の心は、いつも零れそうな水がギリギリの所で耐えている状態のようでした。しかし、そんなボロボロの状態でも構わず助けに入ってくれる仲間がここには多くいました、今思い返せば、Actryという場所の居心地はそこにあったのかも知れません。


今も昔も「ありがとう」という言葉は、Actryに入ってから凄く身近で大切にしている言葉です。「また来週のミーツで!」って解散していた日々を、解散したのに何故かまた集まって遊びに行った日々を、いつまでも忘れられない宝物にして持っています。本当に「ありがとう。」


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「8期へ」

みんなから見て俺はどんな存在だったかな?

情けない代表だったり、めんどくさい奴だったり、何考えてるか分からない時があったり、散々振り回してしまった。

色んな瞬間を各メンバーそれぞれと一緒に過ごしたと思う、本当に最後までついてきてくれてありがとう。

俺から見た8期はと言うと、ハッキリ言って「制御不能」もう訳分からん、元気ありすぎ。

「ずっとずっと誰かが喋ってるやん、、、、」

だけど、そんな底なしの明るさに何度も救われました。皆これから色んな場所で頑張っていく中で、理不尽の連続だったり、納得できないことなんていっぱいだから、そんな時は一瞬立ち止まって深呼吸。常に頼れるメンバーが居ることを忘れずに、自分のペースで焦らずゆっくりと進もう。

8期の一員になれたこと、心の底から誇りに思います。本当にありがとう。


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「後輩へ」

大変な時期の中うちに入ってきてくれて本当にありがとう。自分から伝えたいことはただ1つ「妥協のない今を過ごして欲しい」

学生団体Actryとして過ごしていく日々は決して楽しいだけの時間じゃないよね、皆はいっぱいやる事があって、優先順位はバラバラで、本当にやりたい事も今はまだ言えてないかもしれない。だけどここから先Actryに関わらず、全てのシーンで妥協をして欲しくないと思ってる。結構どこに行っても聞くような言葉だけど、俺はこれを1番大事にしたい。

今何にでもなれる君達が、自分から可能性を狭めに行く必要なんてないし、自分がやりたいこと、成し遂げたいこと、言葉に出来ないけど引っかかるもの、そんな自分の反応には正直に反応して欲しい。そんなのまだ無いって言うなら、今目の前にあることに全力で取り組んで欲しい。いつかやりたい事を見つけた時に、今頑張ってること絶対に絶対に活きてくるから。何かに夢中になって取り組めるのは今だけだよ。絶対に後悔しないで。

8期はいつまでも皆を見守っています。これから先も''一緒に''頑張ろう。


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「最後に」

私達の想いを繋ぐ後輩たちが居てくれるのは本当に幸せな事です。

しかし、私達が存在しているという事は、私達が1番解決したい問題がまだこの世に残っているということ。

「動物と共生する社会へ」

時間はかかるかもしれませんが、それでも諦めずに1歩ずつ。そしていつの日か、まだ見ぬ後輩達が胸を張って「解散」を宣言できるその日まで、我々学生団体Actryの日々は続きます。


Actryの今後の発展を心より願っています。

「ありがとう」


学生団体Actry8代目代表 戸村圭吾

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