今回の勉強会のテーマは『動物支援を増やすために』です。
私たちActryは「学生団体」という組織のもと動物支援に関わらさせていただいていますが、社会全体でみると実際に動物支援に関わっている人はまだまだ少ない現状です。
そこで、動物問題が社会的にどれほど認知されているかという現状と、動物問題に対して政府や団体が行っているアプローチについて学び、その現状を知ったうえでより多くの人に行動してもらうためにはどうすれば良いかという意見を出し合いました。皆さんもぜひ、資料をふまえて一緒に考えてみてください。 今回の資料はコチラ↓
ディスカッション① 行動に移してもらうために最も効果的なアプローチを考える
●ターゲット層はどこか?
・ペットを飼っている人/飼っていない人(これから買う可能性のある人)
・動物を好きな人/そうではない人
・全対象...
正直、お金があれば解決できることも多い。
→お金を集める点にフォーカスすべきなのでは。
→その場合、どのコミュニティにアプローチするか
→人の考えを変えるのは難しい(もちろん、相手の考えを否定してはいけない)
⇒動物に関心がある人にターゲットを絞るべき?
●そもそも知ってもらうには?
・学校教育に動物問題を取り入れる。
⇒幼い頃から動物愛護の教育をいれることで 数十年後には今より考え方が変わってくるかも
・ビラ配り、募金箱、街頭で啓蒙活動
(ビラ配りはむしろうさんくさい、署名しづらいという声も)
・メディア(テレビ、CM、新聞)や広告、SNS
・有名人やキャラクターなど影響力のあるコンテンツとのコラボ
(例)ハローキティとコラボした地域猫支援の広告(テレビCM、新聞広告、車内広告)
※テレビ
高齢者へのアプローチとして効果的? 動物番組などで大々的に取り上げてもらうことで、(動物が好きな人に)より多く認知してもらえる。
●認知したあと、行動を起こさせるためには?
・インターネットでの支援の方が手軽(例)Amazonの保護犬猫支援プログラム
・支援をすると自分にも利益があることで支援率UPするかも
(例)赤い羽根共同募金など
・サイトなどで寄付額、ボランティアした回数に応じた特典をつける
・過激なものを載せすぎると遠ざかってしまう可能性があるが、ある程度現実も見てほしい⇒過程を忠実に描く
・ ディスカッション②
Actryで今後やってみたいことを考える
〇短期的に実行できるもの
・ビラ配り
・団体、機関を通しての支援
(例)ピースワンコさんのウクライナ支援
・保護施設の紹介、支援先の紹介←実行
・Actryのイベントで募金箱を設置する←実行
〇中、長期的に実行できるもの
[学校教育関係]
・学校に行って講演会を行う
・動物問題の啓蒙のプリントを各メンバーの出身校に配る
[他団体との交流について]
・他の動物愛護団体との関わりを増やしたい
(過去にインタビュー行かせていただいた団体さんとのつながりを深めたい)
・他の学生団体との協力
(例)カンボジア支援を行っている団体との共同イベントを開催
・情報を拡散する力がある人(団体)への協力
・動物関係のフリマへの出店、主催
また、この他にも
・保護犬猫を生まないよう、保健所をもっと身近に感じてもらう
・ペットショップ、保護犬猫問題をより明確に認識してもらう
・野良猫に餌をあげてはいけない、などのリテラシーの普及
・SNSをもっと活用していきたい(Instagramのストーリーなど)
・情報を発信したり人に教えたりする前提として、自分たち自身が動物問題についてもっと勉強し、正しい知識を持つ
などといった意見が出ました。
【総評】
今回は、動物問題というよりかは根本的な部分を議題にさせていただきました。理由としては、いくら知識があっても行動に移さなければ、何も解決しないのではないかと考えたのに付随し、では行動に移してもらうにはどにうしたらよいのかと考え、感じたことがあったためこのような議題なりました。
実際にディスカッションを行うことで、様々な意見が提案され、1人1人が動物支援という行動を起こしてもらうためにはどうアプローチすべきか真剣に考えられる時間を過ごすことができました。また、最後には「Actryとして今後どのようなことをしていきたいか」という議題を設け、今後の10期、11期を中心としたメンバーが今回のディスカッションを軸により良い活動を継続、発展していくきっかけになれば良いなと思っています。
最後まで読んで頂きましてありがとうございます。
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